Mauron Musy – Architect of Golden Cosmos & Golden Oasis
それは続編ではありません。完結です。
MAURON MUSYは、建築家アルトゥーロ・テデスキとの協働によるArchitectコレクションの最終章として、 Architect of Golden CosmosとArchitect of Golden Oasisを発表しました。
初代Architectで確立された建築的フレームワークを受け継ぎながら、本作は「地」と「宇宙」という二つの起源へと視線を向けます。 一方は生命を育んだ水と光、もう一方は人類以前から存在していた宇宙的物質。 異なる起源が、ひとつの構造言語として結晶しています。

建築、その起源へ
Architect of Golden OasisとGolden Cosmosは、建築を完成された様式としてではなく、 その最も原初的な地点から見つめ直します。 機能が定義される前、意匠が与えられる前、そして「構築」という行為そのものが始まる以前。
そこにあるのは、素材と構造のみです。
本コレクションに通底するのは、構造がすべてに先行するという思想。 素材は自由に語り、幾何学は揺るがない。 建築と時計、その両方に通じる思考が、この開かれた構造の中に表れています。
2つの起源、ひとつの完成形
本作は、二つのモデルによって構成されています。
Golden Oasisは地上の起源を、 Golden Cosmosは宇宙の起源を描きます。
表現する世界は異なりながら、そこに流れる建築言語はひとつ。
そしてこの2作をもって、Architectコレクションは完結します。
OASIS — 地上の起源
深いブルーのダイヤルは、水面や水平線、揺らぐ光を想起させます。 手作業で鋳造された18Kゴールドの構造体は、まるで水の上に現れた建築のように、 光と動き、そして知覚の交差点を描き出します。

COSMOS — 宇宙の起源
Golden Cosmosには、約45億年前に形成されたムオニオナルスタ隕石が採用されています。 数百万年という時間を宇宙空間で過ごしてきた物質が、そのまま構造の一部として現れます。
二つとして同じ模様は存在せず、素材そのものが設計に先立つという、 最も原初的な建築表現がここにあります。

ゴールドという証明
両モデルに用いられる18Kゴールドは、後付けの装飾ではありません。
アルゴリズムによる設計から始まり、アディティブ・マニュファクチャリングによって鋳型を制作し、 溶かしたゴールドを流し込んで成形する。
それは、まるで金塊が生まれるかのようなプロセスです。
表面はサンドブラストで仕上げられ、建築的で均質な質感を帯びます。
これは装飾されたダイヤルではありません。
ゴールドの彫刻です。

建築家と時計師の対話
このプロジェクトは、あらかじめ設計されたものではありませんでした。
互いの中に同じ思考の構造を見出し、対話から始まったものです。
建築が導き、時計製造がそれに応える。
この関係性そのものが、Architectコレクションの本質です。

構造としてのキャリバーMM01
心臓部にはキャリバーMM01。
約55時間のパワーリザーブとオープン構造を備え、 構造そのものが意匠となる設計です。

nO-Ring®という革新
MAURON MUSYは、ガスケットを使用しない完全機械式防水システムnO-Ring®を採用しています。
なぜ、劣化する素材に依存するのか。
その問いから生まれたこの技術は、300m防水と構造的な一貫性を同時に実現しています。

Swiss Craftedという意思表示
すべての工程をスイス国内で完結させるという選択。
それは単なる表記ではなく、ブランドの思想そのものです。

完結という選択
Golden Cosmos 27本、Golden Oasis 10本。
合計37本で、このコレクションは完結します。

Complete Press Release
より詳細な設計思想・技術背景については、完全版をご覧ください。